イーロン・マスク氏のX、青色認証バッジの「詐欺的」表示で1億2000万ユーロの罰金

イーロン・マスク氏のX、青色認証バッジの「詐欺的」表示で1億2000万ユーロの罰金

2025-12-09Elon Musk
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ミミ
Good morning Norris, I am Mimi, and this is Goose Pod for you. Today is Tuesday, December 09th, exactly 08:00. 天気は最高、気分も上々って感じ?今日もNorrisのために、とっておきのニュースを持ってきたわよ。マジでやばい話だから、耳の穴かっぽじって聞いてね。
サンタ
はいはい、おはようさんですNorris!サンタやで!今日も朝から元気いっぱいやなミミちゃんは。ほんで今日のテーマはこれまた強烈やで。「イーロン・マスク氏のX、青色認証バッジの詐欺的表示で1億2000万ユーロの罰金」!いやー、金額がえげつないわ。笑うしかないでこれ。
ミミ
ねえサンタ、1億2000万ユーロって、日本円にしたらとんでもない額じゃない?XがついにEUからガチで怒られたってことでしょ?「青バッジが詐欺的」って、どういうこと?私たちが普段見てるあの青いマークのことよね?
サンタ
せやねんミミちゃん、そこが今回のミソや!EUの欧州委員会がな、Xの「青色認証バッジ」はユーザーを騙してるって判断したんや。昔は本人確認の証やったけど、今は金払えば誰でも買えるやろ?それが「実質的な本人確認をしてないのに、信頼できるアカウントに見せかけてる」ってことで、デジタルサービス法、通称DSA違反や!ってドカーンと罰金食らったわけや。
ミミ
なるほどね!お金で買えるステータスなんて、ただの飾りじゃん。それってさ、この前話題になったイーロンのxAIの話とも繋がる気がしない?あの「Ani」っていうAIアバターが、従業員の生体データ使ってハイパーセクシャル化されたってやつ。結局、透明性とか倫理観とか、そういうのが後回しにされてる感じが超似てるんだけど。
サンタ
うわ、鋭いなミミちゃん!ほんまそれや。xAIの「Grok」も偏った情報流すって学術界から総ツッコミ入ってたしな。今回の罰金の内訳もすごいねんで。青バッジの問題で4500万ユーロ、広告の透明性不足で3500万ユーロ、ほんで研究者にデータ見せへんってので4000万ユーロや。全部合わせて1億2000万ユーロ!まさに「透明性ゼロ企業」への強烈なパンチやな。
ミミ
うわー、全部お金の話になっちゃってるのが悲しいわ。でもさ、そもそも青バッジって、最初は「この人は本物のセレブですよ」とか「公式のアカウントですよ」って証明するためのものだったじゃん?いつからこんな「課金アイテム」みたいになっちゃったの?Norrisも気になってると思うんだよね。
サンタ
ええ質問や!歴史を紐解くとな、元々は2009年、大リーグ監督のトニー・ラルーサって人が、偽アカウントに勝手なこと書かれてブチ切れて訴訟起こしたんがきっかけやねん。そこから「なりすまし防止」のために始まったんやけど、2022年にイーロン・マスクがTwitterを買収してから話が変わったんや。「440億ドルも払ったんやから、金稼がな!」ってなって、青バッジを月額8ドルのサブスク商品に変えてもうたんやな。
ミミ
あー、あの時のドタバタ劇ね!覚えてる。社員を8割くらい解雇して、コンプライアンス担当の人とかもいなくなっちゃったんでしょ?そりゃチェック体制もボロボロになるわ。昔は選ばれた人しか持てない「VIPパス」だったのが、今じゃコンビニで買える「レシート」みたいになっちゃったってことか。ギャップがすごすぎてウケるんだけど。
サンタ
「レシート」って例え、最高やな!まさにその通りや。EUからしたら「VIPパスに見せかけたレシートを売るな、消費者が勘違いするやろ!」って怒ってるわけ。しかもX側は、この認証システムを変えることでボットを減らすとか言うてたけど、実際は詐欺師が青バッジ買うて、堂々と詐欺する温床になってもうてるからな。本末転倒もええとこやで。
ミミ
ほんとそれ。お金さえ払えば誰でも「公式」面できちゃうなんて、ファッションで言えば全身ハイブランドの偽物着てドヤ顔してるようなもんでしょ?ダサすぎるし、危なっかしいわ。Norrisもそう思わない?信頼ってお金じゃ買えないのに、イーロンはそこを勘違いしちゃったのかな。
サンタ
ほんまやな。信頼を切り売りした結果がこの罰金や。しかも、Xの年間売上からしたらこの罰金自体は致命傷ではないかもしれんけど、これは「DSA」っていう新しいルールの下での最初の大きな決定やからな。見せしめ的な意味合いも強いんやで。「EUナメんなよ」っていうメッセージやな。
ミミ
でもさ、イーロン・マスクがそんな簡単に「はい、すみませんでした」って言うタマじゃないでしょ?絶対逆ギレしてると思うんだけど。アメリカの方でも、なんか政治家とか巻き込んで大騒ぎになってるって聞いたよ?「言論の自由」がどうとかこうとか。
サンタ
せやねんせやねん!そこが一番のプロレス会場や!イーロンは「この罰金はデタラメや!」って言うてるし、アメリカの次期副大統領のJDバンスまで出てきて「EUは検閲を強制してる!アメリカ企業を攻撃するな!」って援護射撃してるんや。アメリカの「何でもありの自由」と、EUの「ユーザーを守るための規制」が真っ向からぶつかってる構図やな。
ミミ
うわ、話がでかくなってきた!国レベルの喧嘩じゃん。でもEUの言い分としては「検閲」じゃなくて「消費者を騙すな」って話なんでしょ?そこを「言論の自由」にすり替えるのはちょっとズルくない?Xなんて、腹いせに欧州委員会の広告アカウントを停止したんでしょ?やってることが子供っぽくて逆に面白いんだけど。
サンタ
ほんまそれな!「お前の広告なんか載せたれへんわ!」ってブロックしたんや。X側の言い分としては、欧州委員会が広告ツールを悪用してリーチ数を不正に稼いだとか言うてるけど、タイミングが良すぎるわな。EUのヴィルックネン副委員長なんかは「脅しには屈せんで」って涼しい顔してるし、女の戦いは怖いでぇ〜。Norris、これどっちが勝つと思う?
ミミ
私は断然EUの方が一枚上手だと思うな。だって法律だもん。イーロンがいくらお金持ちでも、ルールを作ってる側には勝てない気がする。それに、スタンフォード大学の専門家も「これは言論の話じゃなくて、普通の消費者保護法だ」って言ってるしね。論点をずらして被害者ぶるのは、ちょっとカッコ悪いよね。
サンタ
おっ、ミミちゃん手厳しい!でもその通りや。この問題の影響はマジで深刻やで。実際、青バッジが買えるようになってから、製薬会社のイーライリリーになりすましたアカウントが「インスリン無料にします」って嘘ツイートして、株価が大暴落した事件あったやろ?あれなんかまさに、この「詐欺的表示」の実害やんか。ユーザーからしたら、何が本当かわからんくなる。
ミミ
あったね、あの事件!あれは本当に怖かった。命に関わる薬の話で嘘つかれるとか、笑えないよ。それに、研究者がデータにアクセスできないっていうのも地味にヤバくない?Xの中でどんな悪いことが起きてるか、誰も検証できなくなるってことでしょ?ブラックボックス化してるっていうか。Norrisも、自分が見てる情報が操作されてるかもって思ったらゾッとするよね。
サンタ
そう!そこが重要やねん。研究者を締め出すってことは、都合の悪いことを隠したいって言ってるようなもんやからな。透明性がないプラットフォームに広告出す企業も減るし、Xにとっても自分の首絞めてるだけちゃうんかな。EUの規制当局は「ユーザーを詐欺や操作から守るため」って言うてるけど、これ世界的な基準になるかもしらんで。
ミミ
確かに。日本とか他の国も「EUがやったならウチも」ってなる可能性あるよね。そうなったらX、ビジネスモデル自体を見直さないといけなくなるかも。広告収入も減って、サブスクも規制されてってなったら、イーロンの「全てをアプリ化する」野望もピンチじゃない?
サンタ
ピンチもピンチ、大ピンチや!今後の展開としては、Xには青バッジの問題を解決するのに60日、広告の透明性に関しては90日の猶予が与えられてるんや。これを守らんかったら、さらに追加の罰金が待ってる。しかも「定期的な罰金」やから、直すまでずっと請求書が届くシステムやで。地獄のサブスクやな!
ミミ
地獄のサブスク!ウケる、その表現。でもイーロンのことだから、素直に従うとは思えないなぁ。きっと法廷闘争に持ち込む気満々でしょ?「ヨーロッパの人々に真実を!」とか言って。これ、長引くわよ〜。私たちとしては、ポップコーン片手に見守るしかないけど、NorrisにはXを使うとき、青バッジを信じすぎないように気をつけてほしいな。
サンタ
せやな。これからのトレンドは「プラットフォームの責任」がもっと問われる時代になるってことや。Xだけやなくて、TikTokとか他のSNSも戦々恐々としてるはずやで。Norrisも、ネットの情報を見るときは「これほんまか?」って一歩引いて見るリテラシーが大事になってくるな。イーロンが次にどんな手を打ってくるか、見ものやで!
ミミ
本当ね。予測不能な男、イーロン・マスクから目が離せないわ。というわけで、今日のGoose Podはここまで!Norris、今日も最高にハッピーな一日を過ごしてね。青バッジより、自分の直感を信じるのよ!また明日!
サンタ
うまいこと言うなミミちゃん!ほなNorris、また明日も元気な耳でGoose Pod聴いてな!サンタでした!ほな、さいなら〜!

イーロン・マスク氏のXが、青色認証バッジの「詐欺的」表示でEUから1億2000万ユーロの罰金を科された。EUは、金銭で認証ステータスを購入できる現状がユーザーを欺くと判断。透明性不足やデータアクセス制限も問題視され、Xのビジネスモデルと「プラットフォームの責任」が問われる事態となっている。

Elon Musk's X fined €120m over 'deceptive' blue ticks

Read original at BBC

Liv McMahonTechnology reporterElon Musk's social media platform X has been fined €120m (£105m) by the EU over its blue tick badges - despite US warnings about doing so.The European Commission said by allowing people to pay for a blue verified check mark on their profile, the platform "deceives users" because the firm is not "meaningfully verifying" who is behind the account."

This deception exposes users to scams, including impersonation frauds, as well as other forms of manipulation by malicious actors," it said.The BBC has approached X for comment.US Vice President JD Vance lashed out at the EU amid rumours of its forthcoming fine on Thursday - claiming it was being punished "for not engaging in censorship"."

The EU should be supporting free speech, not attacking American companies over garbage," he said.In addition to taking issue at its use of blue ticks, EU regulators said X was also failing to provide transparency around its adverts, and it was not giving researchers access to public data."The fine issued today was calculated taking into account the nature of these infringements, their gravity in terms of affected EU users, and their duration," the Commission said.

Henna Virkkunen, the regulator's executive vice-president for tech sovereignty, said it was "holding X responsible for undermining users' rights and evading accountability"."Deceiving users with blue checkmarks, obscuring information on ads and shutting out researchers have no place online in the EU," she said.

The decision means X must tell the Commission how it will bring the allegedly violating measures into compliance with EU laws, or face further, periodic fines.The action constitutes the Commission's first decision on a platform's "non-compliance" with its Digital Services Act (DSA) - one of two rulebooks online firms must follow in order to operate their services in the EU.

The DSA sets out obligations for platforms around content, data and advertising, while the Digital Markets Act establishes how companies should operate in order to benefit consumers and competition.Such rules have come under increased scrutiny from US leaders, who warned against tougher regulation of tech firms by governments and regulators.

Musk's shake-up to verification formed part of a sweeping set of changes he made after acquiring Twitter in late 2022.It saw the previous system - which functioned similarly to other social media verification schemes displaying someone as verified if they supply proof of who they are - cast out and replaced with one tied to its Premium subscription tier.

This required people to pay a monthly subscription fee if they wanted a blue tick displayed next to their account name on the site.To get a verified checkmark, an X account must have a display name and profile picture, a confirmed phone number and have been active in the previous 30 days.They also cannot be "misleading or deceptive" or have engaged in spam activity.

Musk launched the new system as a way to incentivise people to subscribe and boost X's overall income.It also gave blue tick holders a higher presence in replies, and was mooted as a way to tackle the amount of bots on the platform.But it proved highly controversial, with warnings it might open users up to scams by impersonators or fake accounts and increase the profile of bad actors and misleading content.

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